  | あるくこと
名古屋から東京に移住してこの5年
自転車にすら乗ってない。
自宅を仕事場にしているから、
もちろん通勤もなく余計に車、バイク、自転車などの必要に迫られずに
ここまで来てしまった。
別にその類いのモノが嫌いなのではなくて
逆に好きで好きでなんだけど、
この都心部の駐車場の高さといったら
チェ・ホンマンほどだ。
それならいっそ近づかないほうがいいという
極端な性格も手伝ってもっぱら移動は
公共交通機関と足だけ。
ま、通勤時間「0」だし大して不便なことはない。
その代わりに「運動不足」という問題があったりする。
決してカラダが丸いほうではないけど、
ご多分に漏れずおなかの周りが気になり出す
お年ごろなので、
ウカウカしてるとすぐにボタンが・・となる。
先日血液検査をする機会があった。
コレステロールの値以外は正常!
そこだけちょっと高かった。
んー、どうせ高いなら収入のほうがいいが
そうもいかず。
そんなこともあったりなかったりで、
歩くことを心がけてはいます。
打ち合わせや買い物に出かける時には
1駅2駅歩くことも。
健康のためとかいうのもあるけど
歩くスピードが良かったりもして。
車じゃないといけないところもあるけど
歩かないと見えないことも多い。
立ち止まって細い脇道に入って
どんどこどんどこで、ここはどこ?
状態もまた良かったり。
人生はよく旅に例えられたり。
その場合、何となく歩いているイメージが
ボクにはある。
昔、「母をたずねて三千里」のマルコに
刷り込まれているのかも。
自主的サブリミナルの効能か?
たすき掛けのバッグ1つで
あらゆる状況をくぐり抜ける。
彼の場合はお母さんのところへ向かうという
明らかな目的があったけど
ボクはどこへ行こうとしているのかすら
分かっていない。
みんなそうなのかな?
前にも書いたかもしんないけど
上に行きたいわけじゃない。
やっぱり前に進みたいと思ってる。
ずーっと歩いてく感じ。
ボクの歩みは遅い。
分かりやすく同級生の生活と並べてみると
やたらと遅いのがよくわかる。
ヨリミチ、マワリミチばっかり。
自分一人行く先も分からずさまよっているみたいな。
ま、でもたぶん、このまま行っちゃうんだろうなー。
ずーっと。
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大久保ナオ登 :イラストレーター
1964年 岐阜県生まれ。
京都外国語大学中退、
1986年 東京デザイナー学院名古屋校卒。
第5回 ハンズ大賞入選。
第16回 愛知県優秀広告作品展入選
1996年 ARTBOX イラストファイルオーディション入選
1997年 9th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞
1998年 10th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞
1999年 11th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞

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