  | つなぐこと
人を紹介するのは本当にむずかしい。
よかれと思ってもこちらの気持ちが伝わらず
裏目裏目に出て
「あ〜、紹介なんてしなきゃよかったな〜」
なんて後悔してしまったり。
逆にたまたま紹介してもらった人を介して
堰を切ったように豊かな人間関係が
広がっていったりもして。
電気の回路も神経回路も水路も道も
繋がってないとまったくの別物。
存在しないのと同じになっちゃう。
それではちょっとつらいな。
けど、何でもかんでも簡単に繋がると
便利な反面少々怪しい面も。
ネットやケータイみたいに
できあがったアミが切れなくなってしまって、
実は自分にとってはまったく必要ないのに
繋がってないと恐くなったり。
出掛けた時にたまたま
ケータイの電池切れなんてなると
「大丈夫か? 何かおきて
連絡きてたりするんじゃないの?」なんて
不安になったり。
ついこの間までそんなモノ持ってなかったじゃん。
なのにもう一生このアミからは逃れられないだろう。
アミの外に出たら、アミから離れることができたら
随分と楽になるような気もするんだけど。
逃れられないと思うと逃げたくなるのが人情で。
でも一人オイテケボリになるのに平気なほど
強くもないし・・・。
繋がらないと人間生きていけないんだけど、
正直時には人間関係が面倒臭くなったりもする。
そんな時、一時的にオフにできる
スイッチがあったらもっとうまく人と付き合えてもっと
繋がってるのが恐くなくなるのに。
そんなスイッチみんなほしいでしょ?(ボクだけ?)
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大久保ナオ登 :イラストレーター
1964年 岐阜県生まれ。
京都外国語大学中退、
1986年 東京デザイナー学院名古屋校卒。
第5回 ハンズ大賞入選。
第16回 愛知県優秀広告作品展入選
1996年 ARTBOX イラストファイルオーディション入選
1997年 9th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞
1998年 10th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞
1999年 11th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞

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