 |
かうこと
服が好きなんだけど、
そうそう何でも手を出せるわけもない。
ある間隔で
身の周りのモノが何だか合わなくなってきたよー、
とかもうボロボロだなーという時がくる。
で、ボクの場合何かのついでに洋服を見たら
欲しくなっちゃった、というよりも
わざわざ買いに行かないとと思って
出掛けることのほうが多い。
しかし、ホントに欲しいモノに出会う確率は低い。
実際自分に似合いそうなモノと
欲しいモノと出会えるモノとが
違ったりするから余計だ。
ドンドン確率は下がる。
でもその中にたまーに恋に落ちたようなモノと
出会えたりもする。
「ビビビ〜」ときてしまったのだ。
「うおー!ナーイス!」とか
つい口から出てたりして。
この時ビミョーなのが、
心に描いた価値と
実際の値段の差だ。
本の場合はほとんどずれることはないんだけど
洋服やバッグなどの場合はたいがいがずれる。
大体「うわ、高っ!」と思うが、
この場合、判断基準がとても曖昧。
当然素材やブランドなども勘案して
適当な金額を思い浮かべるんだけど
なかなかぴったりとは来ない。
逆もまたビミョーで、思ったよりすごく安いと
「大丈夫か? これ、ん?」とか思っちゃって、
もう買う気満々だったのが
急に欲しくなくなったりしてしまうこともある。
今、自分のイラストのTシャツや雑貨などを
ウェブで販売したくて商品開発中です。
もともと自分の着たいTシャツは
自分で作ったほうが速いと思って
インクジェットプリンター+アイロンプリントで
作り出したが、いろいろな方々と出会ううちに
手刺繍のルートを持っている方と出会えた。
とてもあたたかな感じのするその刺繍は
ディレクションさえしっかりすれば
生活の中に潤いを与えてくれるようにできると思う。
最近よく思うのは、やっぱりコトを動かすのは
人の思いの強さ。
いいモノを作り出すのも人の志の高さだけなのだと。
いい加減なことをやってたんじゃ
「ビビビー」なんてとても来ないよ、と、
買い物をしながら自分を叱咤しましたとさ。
|
|
 |


大久保ナオ登 :イラストレーター
1964年 岐阜県生まれ。
京都外国語大学中退、
1986年 東京デザイナー学院名古屋校卒。
第5回 ハンズ大賞入選。
第16回 愛知県優秀広告作品展入選
1996年 ARTBOX イラストファイルオーディション入選
1997年 9th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞
1998年 10th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞
1999年 11th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞

|