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とぶことー2
空モノです。
コドモのころはただ落とすためだけに
作っていたような気さえする模型たち。
紙飛行機、竹ヒゴと紙で作ったのから、
高密度の発泡スチロールでできたのや、
バルサ製のもの、その先にあったのはやはり
ラジコンです。
しかし、本当どれも飛ばそうと思って
作っているにもかかわらず必ず地面に帰ってくる。
地面が好きなんだね。
ラジコンの飛行機なんてすさまじい時間を費やして
やっとやっとできあがったのを
兄と2人自転車にのって
近くの田んぼ滑走路に運んでいよいよエンジン始動!
ところがそんなに簡単に
模型のエンジン、しかも小型のものは簡単には
息を吹返してはくれません。
エンジンをかけるだけで
何時間かかかってしまったりすることもよくありました。
やっと用意ができて手持ちで投げます。
が、悲しいかな操縦が追いついていかないので、
手を離れて、
ぶーーーーーんん、
ぶんぶんぶぶぶつ、ドン!!!
この間5秒。
自転車でウチへ持って帰って折れた胴体と翼を
エポキシボンドで補修します。
1時間ほど固着するのを待って
また2人でいざ出発!
これを日が暮れて手がいうことを利かなくなるまで
やってたね。
実際に自分が飛ぶのはNGですが、
飛行機、ヘリコプターなどその機械自体は、も〜、
たまらない。
車や単車はもちろんだけど
飛行機は飛ぶモノが持つ独特の制約があるし。
そのしばりのおかげで
すべてがクールになっていってる戦闘機は
まさにレーシングカーと同じだと思う。
最近気になっているのは、
不思議とスピードの出ないやつ。
ちびっこいのは元々大好きだけど
まったく反対の昔のバスのような、
ゆっくり、ゆったり、な感じの飛行機。
ゴールデンエイジと呼ばれている飛行艇の黄金期。
改めて
言うまでもないほど
冒険・勇気&優雅・のんびりと
今ではどこを探せばいいのか分からないような言葉たちが
ここにありますよ。
しかも海と飛行艇ってかっちょ良すぎるでしょう。
船が飛ぶんですから。
みんな形もさることながら色も
ちゃんと主張していていい。
正直これから先はこういう時代は来ないね。
なにもかも性能中心=収益でかたられるばかり。
横並びのデザインでさ。
人間の生活を豊かにするのは機能ではないな、
少なくとも、便利でおわり。
余裕のないのは自分も反省!
ちゃんと自分のおもいを形にしていきたいと
反省がてら、明日について考えてみた。
夏の終わりです。
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大久保ナオ登 :イラストレーター
1964年 岐阜県生まれ。
京都外国語大学中退、
1986年 東京デザイナー学院名古屋校卒。
第5回 ハンズ大賞入選。
第16回 愛知県優秀広告作品展入選
1996年 ARTBOX イラストファイルオーディション入選
1997年 9th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞
1998年 10th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞
1999年 11th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞

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