 |
たべること
このイラストレーターという仕事を始めて
20年を越えようとしている。
みなさんの想像に難くないほどに
生活時間帯がめちゃくちゃだ。
デザイン事務所の社内イラストレーターを
していた時期が8年ほどあった。
サラリーマンでも基本〆切商売なので
何本か重なれば当然寝る時間も
食べる時間も無くなる。
独立してから10年ほどになるが
その不規則さに拍車がかかってきてしまった。
ここ何ヶ月かは、
昼近くに目が覚めてコーヒーとパンとヨーグルト、
夕方まで仕事みたいなことをしたり、しなかったり。で適当にコンビニとかのものと缶チューハイ。
彼女とゴハンの時は何か作ってくれたり、
外食だったり。
その後眠くなっちゃって・・気付くと
午後10時だったり12時だったり・・
ここから明るくなるまでが一番集中できる時間。
仕事らしい仕事をスルのはココが中心。
朝近くなるとおなかぺこぺこで
近くの大学の学食の朝メニューをいただいて寝る。
という非常識を絵に描いたような
生活パターンと食生活。
それでもたまには自分でも作ったりします。
簡単パスタとかポテサラとか。
あと夜中2時、3時とかからの深夜映画観ながら
カレー作ったりもします。
すごく生活のど真ん中のことをしてるのに
非現実な雰囲気がいいです。
モノクロ字幕のイタリア映画とか。最高。
出てくるクルマ見てるだけでも楽しい。
食べることより作ることを楽しめる場合だけ
自分で作ってるのかも。
大変に贅沢な話ですね。チープだけど贅沢。
世のお母さん方は食べることに直結してるから
やっぱり仕事チックで大変だなーと思っちゃう。
自分がやらなきゃいけなくなったら
プレッシャーでたおれるかも。
自分のカラダを作ってくれるのは
食事しか無いのだからもう少しちゃんとしないとと
反省することもあります。
が、ガッツり「健康のため」とか言われると
ひいちゃうなー。
やっぱりおいしいのがいいし。
ボクの中の理想は昔からの日本の朝ご飯。
これだけでいいって感じもあったり。
最近どうもイライラすることが多い。
カルシウム不足してんだろうなー。
久しぶりにご飯炊いて、
出汁とってみそ汁作ってみようか。
ほうれん草のおひたしとじゃこおろし。
焼き魚とのりとか。
ココロの贅沢とカラダに贅沢なのは
一番身近にあったりして。
せっかく日本人に生まれたんだしね。
|
|
 |


大久保ナオ登 :イラストレーター
1964年 岐阜県生まれ。
京都外国語大学中退、
1986年 東京デザイナー学院名古屋校卒。
第5回 ハンズ大賞入選。
第16回 愛知県優秀広告作品展入選
1996年 ARTBOX イラストファイルオーディション入選
1997年 9th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞
1998年 10th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞
1999年 11th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞

|