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とじること
卵は3個ボールに割ってから
ざっくりと混ぜます、じゃなくて。
綴じるほうなのです。
たまたまなのか、そうだったからこうなったのか
わかんないけど、実家が事務系の自営業なので
子供の時から身近にコピー機なるものがあった。
今思えば、がり版も、青焼きコピー機も
和文タイプライターもあった。
天国状態。
がり版なんてわざわざ買い直したりしてるのに…。
それはさておき、有り難いかなそんな環境だったので、
4.5歳位の時には自分で描いた絵を青焼きコピーして
幼稚園で配ってた記憶がある。
青焼きコピーとは、って書き出すと
長くなっちゃうので気になる方は
申し訳無いですがお調べください。
で、配ったこっちは気分が良いけどもらった方は
なんじゃこりゃ、だったに違いない。
まさに今、ナリワイとしていることと
なんら変わりはなく、あのころと同じことをして
請求書を書かせていただいてるだけなのです。
コピーをとってたのは印刷・プリントだし。
それを綴じればブック。
イラストレーターやデザイナーさん、
ヘア・メイクさんなどの世界では営業のための
ツールとしてブックというものを作ってます。
簡単に言えば実績などを整理したファイルです。
イラストレーターにとってブックは
自分を知ってもらうために欠かすことのできない
とっても大事なツールだと思う。
具体的にはボクの場合、
大きなブックと小さいブックと
ワークスファイルを作ってます。
大きい方はB3サイズ位で営業先でのプレゼン用。
自分の描いていきたい方向性のイラストを
まとめたもの。
A5サイズ位の小さい方はそこでの
保管用にしてもらっている。
ワークスファイルは実績をまとめ直したモノ。
データで渡した方が圧倒的に安上がりだけど、
手に取った時の紙媒体特有のワクワク感と、
索引性の良さが紙を使っている大きな理由。
ウェブページもありますが
じっくりお話しするネタとしては
手に取れる実体があるのはやっぱり良かったりします。
そして、綴じること。
製本、というほどちゃんとしたことはできないけど。
ボクのブックの場合はただ穴をいくつか開けて
ビスで止めるだけ。
数が必要なのでなるべく簡単にできて
長期保管してもらえるように表紙はビニールの共締め。
汚れてヨレ感が出ないように工夫したつもり。
バラバラの作品も綴じることによって
不思議と一つの世界を作り出す。
バラでそこにあった時とは明らかに違う何かになる。
製本の仕方は色々あってそれだけで
アート足りうるものなのだが当然そこまでは
入っていけない。
大きいブックは市販で良いのが見当たらなかったので
今使ってる2冊は手作り。
パーツと板を買ってきて穴開けてぺたんとファイルに。
小さい方は穴開け専用の治具を作って、
プリントアウトした作品をビニールのカバーと共に
ドリルで「ギュイーン」と。
これをここ7年ほどやってきたので
今新しい方法を考え中。
もちょっと本っぽいのにしたくって。
あと、もう一個ミニブックと呼んでる
5cm角のパタパタ絵本みたいのも配ってます。
欲しい方はご一報下さい。
送料ご負担いただければお送りします。(笑)
とにかく綴じることは楽しい!
意味なんてなくてもページを開くと
何かがその間に生まれてくるから。
その連続でワクワクできるから。
とか書いてるうちにまた作りたくなってきたので
今回はこの辺で。 |
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大久保ナオ登 :イラストレーター
1964年 岐阜県生まれ。
京都外国語大学中退、
1986年 東京デザイナー学院名古屋校卒。
第5回 ハンズ大賞入選。
第16回 愛知県優秀広告作品展入選
1996年 ARTBOX イラストファイルオーディション入選
1997年 9th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞
1998年 10th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞
1999年 11th Dimentional Illustrators Awards Show銅賞

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